しとしとと、雨が降っていた。
 どしゃ降りと呼ぶほどの強さではないが、傘なしでは濡れてしまう、
 雨宿りがほしくなる、そんな程度の雨だった。

 彼女はその日もデパートの最上階に立っていた。
 いつものように大切なお客さまを迎えるために。

「プラネタリウムはいかがでしょう」

 決まりきった客引の言葉を紡ぐ。
 予報外れのその雨で、彼女の立つデパートに入る人はいつもより多かった。

「どんなときでも決して消えることのない、美しい無窮の煌めき……」

 彼女の好きな雨の日だった。
 雨の日は、お客さまがたくさん来てくれるから。

 だけど、そんな彼女の声に耳を傾ける人はいても、立ち止まってくれる人は少なかった。
 ため息が漏れた。
 プラネタリウムを見に来る人は日毎に減っていた。
 彼女のため息は自分の客引が下手だからなのだろうか、と案じているようだった。

 彼女は少し壊れている。
 もっと新しいソフトは出ているのだから、それらと替えてくれれば自分はもっといいお仕事ができる。
 常々彼女はそう訴えてはいるのだが、館長さんはいつも笑って、お客さんはまたたくさん来てくれるさと
 答え、キミはそのままの方がいい、そう励ますのが、やはり常だった。

 それでも従業員の中には残念そうな色を見せる人もいる。
 やはりもっと高性能のソフトの方がいい。
 人のために働くのが好きなロボットの彼女にとって、その発想は至極当然のものだった。
 髪をまとめるリボンの色が少しだけ変わった。

「……?」

 そんな彼女の足元に幼い女の子がいた。
 栗色の髪をした、幼稚園くらいの子だ。











     今宵の珍客











 少女は様々な色に変化する彼女のリボンに興味を示しているようだった。
 彼女は膝を折り、少女の目線に合わせる。

「お客さま、何かお困りですか?」

「……?」

「お客さま、お困りのようでしたら一階のサービスカウンターへ……」

「おきゃくさま?」

 首を傾げる。
 誰のこと? と訊かんばかりに。
 そんな少女の表情を読み取ったのか、彼女も返事をする。

「あなたのことです」

「……?」

 わたし? と指を自分に向かって差す。
 彼女はコクンとうなずく。

「“おきゃくさま”じゃない。“うしお”」

「うしお、様と言うのですか?」

「うん」

「ですが、わたしはお客さまは“お客さま”と呼ぶようプログラムされています」

「?」

 困惑する彼女をよそに、少女は自分は汐だ、だからそう呼んでほしい、と続けた。
 二人とも譲らない。
 が、押し問答の末、結局ロボットである彼女の方が折れた。
 少女に限りプログラム以外の呼称を許す、サポートセンターからそのようにお達しがあったようだ。

「では、汐さま、何かお困りですか?」

「んー、パパとママがいない」

「汐さまのご両親と認識しました。緊急時のプログラムを立ち上げます。
 ……困りました。上映時間はもうすぐです」

「……?」

 上映開始まであと十分ほど。
 これから彼女は館内に入り、上映の最終調整などしなければならない。
 迷子の少女のご両親を探してやりたいが、そんな時間はない。
 考えあぐねた結果……。

「そうです、プラネタリウム、ご覧になりませんか?」

「?」

「プラネタリウムです」

「ふられたリウム?」

 どこのカップルだ。
 ロボットの彼女もさすがに苦笑。

「プラネタリウム、です」

「ぷらねたりむ」

「はい。満天の星空が見られます」

「おほしさま?」

「はい。お星さまです。ご覧になりますか?」

「みたい」

 彼女は、小さく笑った。
 汐は目を輝かせた。



 彼女は汐を館内まで連れていくことにした。
 今日の上映はこれで最後だ。
 終わったらゆっくり探せるはず。
 館長さんにも許可をお願いした。
 お金は払えませんが、と危惧していたが、可愛らしいお客さんだね、と快諾してくれた。

「ねぇ」

「何でしょう」

「お名前は?」

 上映室まで歩く途中、汐が手を引いた。

「申し遅れました。私はほしのゆめみと言います」

「ゆめみちゃん?」

「はい。汐さま」

「ありがとう」

「どういたしまして」





     §





 デパートの一階、食料品売り場。
 今にも泣きそうな母親と顔面蒼白な父親がさ迷い歩いていた。
 汐の両親、渚と朋也だった。
 サービスカウンターへとかけつけたが、生憎自分たちの娘は保護されていなかった。
 卵の安売り・お一人様一パックまで、という機会に乗じ、三人で来ていたのだが、卵をみつけ、
 二人が油断していた隙にこれだった。

「わたしが……わたしが悪いんですよね……ケチらないで近所の商店街にしておけば……」

「いや、手を放したのは俺だから……」

 二人して情けない顔をしていた。
 一緒に探していた店員の方が二人のこの反応に困惑している。
 店内放送で呼び掛けはしたが、汐は来なかった。

「きっと、場所がわからなくて困ってるんだと思います……」

「そうだよな……泣いてるかもしれないな……」

 プラネタリムの館内だけは投影に支障があるため放送が入らない。
 それだけのことだ。

「お客さま、そう悪い方にばかりお考えにならず……」

「すびばぜん……」

「泣くな渚。一番泣きたいのは汐のはずだ」

「ぞうでず……。しおぢゃんでず……。
 でも朋也くん……誘拐とかされてたら……」

「ありうるよな……あいつ、可愛いし……」

「いくらぐらい要求されるんでしょうか……十億円くらいでしょうか……」

「俺、そんな身代金払えるほど貯金ないぞ……」

「いざとなったら……」

「わかってるぞ、渚……俺の臓器を担保にヤミ金で……」

「お、お客さま……」

 店員はひたすらになだめるばかりだ。二人はどんどん落ち込んでいく。
 元気にプラネタリウムを見ようとしている汐を思えばどっちが子供なのかわからなくなる。
 だが、心優しい人がきっと保護してくれている、そう願いつつ、二人はさ迷い続けた。





     §





 さて、そんな両親の心配をよそに汐とゆめみの二人は館内の奥へと入っていった。
 投影のホールの入り口、中から出てきた清掃の従業員が声をかける。

「あら、お客さん?」

「迷子の方です。上映を見せたあと、一緒に親御さんを探そうと思っています」

「なら、一応サービスカウンターとかに言っておいた方がいいんじゃないの? 探してるかもしれないし」

「それはそうですね。気づきませんでした」

 ゆめみはその場でサービスカウンターへ汐の画像と一緒に信号を送った。
 向こうのコンピューターが正しく受信したのを確認すると、
 大きな機械、投影機のあるホールへと汐を案内した。
 入るなり汐は感嘆とも言える声をあげた。

「ゆめみちゃん、あれはなぁに?」

 パタパタと駆け寄り、巨大な機械を指差す。
 巨大な黒蟻のようなものが中央に蹂躙している。
 それはプラネタリウムの要ともいえる投影機だ。
 ここから球状の天井のスクリーンに星空を映し出すのだ。

 そんな投影機の周囲にはイスが整然と円を描くように並べられていた。
 背を傾ければゆっくりと倒れ、寝椅子のような形になれるイスだ。
 汐は指をさし、嬉々としてその投影機に近づいていった。
 ゆめみはそんな汐を微笑ましそうにみつめ、答えた。

「イエナさんです」

「?」

「汐さまを星の世界へおさそいする、わたしの大切なパートナーです」

「このおっきな機械が?」

「はいっ」

 と、ゆめみは耳にある接続部からコードを引っ張り出し、投影機に接続する。

「さぁイエナさん、汐さまにご挨拶をっ!」

「……?」

 投影機は微動だにしない。
 汐は相変わらずハテナ顔だ。

「イエナさん、汐さまにご挨拶をっ!」

 リトライ。
 が、無反応。
 ゆめみの顔色が険しくなっていった。





     §





 店員が唐突に手持ちの携帯に語りかける。
 何だろうかと、朋也と渚が後ろを振り向く。

「はい……はい、わかりました」

「あの、なにかあったんですか?」

「お客さま、サービスセンターの方に迷子の方の画像が送信されていました。
 もしかしたら、お探しのお子さんかもしれませんのでご確認を……」

 お願いします、と最後まで言い切るより先に二人は走り出していた。

「おぉ〜〜汐だっ!」

「しおぢゃんでずっ!!」

「で、汐は今どこにいるんですかっ?」

 モニターに映っていたのはゆめみの撮った汐の写真だった。
 渚は目に涙を浮かべ、朋也は凄まじい剣幕でサービスカウンターの店員に詰め寄る。

「お、屋上のプラネタリウムを観ているそうです……。ゆめみちゃんが保護してくれたみたいですね」

「ゆめみちゃん?」

「えぇ。うちのデパートの名物みたいな子ですね。プラネタリウムの解説員です」

「渚、とにかく行くぞっ」

「はいっ! 朋也くんっ!」

 二人は急ぎ屋上へと向かった。

 が、屋上に着いた朋也たちは立ち尽くしていた。
 一瞬だが、自分たちの目的を忘れてしまうほどに。

「…プラネタリウム?」

 口を突いて出た言葉。
 こんなものがあったのかと言いたそうな顔付きだ。
 二人が意外な顔をするのも無理ないのかもしれない。
 プラネタリウムなんて、二人にとっては小学生かそこらに一度か二度行ったきりなのだから。
 そんな声に反応するかのように奥から館長が顔を出した。

「おや、お客さんかい?」

 思い出したように朋也は汐のことを話題にした。
 館長さんは、あぁ、あの女の子の親御さんかい、と納得し、二人を中へと連れていった。
 まだ投影は始まってないからついでに見ていったらどうかと提案された。
 二人は顔を見会わせたが、折角だからと、見ていくことにした。
 お金を、と渚が言うが、館長は気前よく結構だと返してしまった。





     §





「……困りました。わたし単体では対処しきれない事態です…」

 ホールには困り顔のゆめみがいた。
 汐はというとやはりハテナ顔でゆめみをみつめていた。

「汐っ」

「しおちゃんっ」

 とそこへ朋也と渚が入ってくる。
 汐のもとへかけより、ありがとうございますとゆめみに頭を下げた。
 そしてよかったよかったと汐を抱えた。

 ゆめみは館長が後からついてくるのを見るとすみませんと朋也たちに一礼し、館長にかけよる。
 小声で密談。館長は少し驚いたような表情を見せ、頭を掻いた。
 朋也が何かあったのかと尋ねたところ、館長は申し訳なさそうに返した。

「実は……どうやら投影機が不調みたいでして……。メンテナンスなら先週やったばかりなのに……」

「申し訳ありませんっ。本当に申し訳ありませんっ!」

 二人して頭を下げる。
 特にゆめみの謝り方はすさまじい勢いものだった。
 いつもならいるはずの整備師も今日は折り悪く不在。
 投影はできそうもないようだ。

「あの、俺でよければ見ましょうか?」

「はい?」

「俺、仕事柄こういう機械いじるの得意ですから」

「本当ですかっ」

「汐をみてもらったお礼もしたいですし」

「うーん、そんなに気を使わなくてもいいんだけど……」

「いえ、タダで見せてもらうのも悪いですから」

 ゆめみは手を合わせて喜ぶ顔を見せたが、館長は少し心配そうな顔を見せた。
 巨大な投影機と普段朋也が相手にする機械とでは規模が違う。
 投影機は高さだけでも朋也たちの身長の倍以上はある。
 とにかくでかい。
 朋也の厚意は嬉しいが、専属の整備師以外は触らせたくないというのが本音だろう。

 だが、館長の目には汐が映っていた。
 うちのプラネタリウムを見てほしい、そう思っていた。
 特に、こんな小さな子供には。

「……わかりました。それではお願いしてもよろしいでしょうか」

「はい。承りました。工具とかありますか?」

「はいっ。わたしがお持ちします」

 ゆめみはトコトコと奥へと歩いていった。

「あの、気になっていたんですが……」

 と、渚。

「ゆめみちゃんってもしかして」

「はい。ロボットです」

 どこかロボットらしからぬゆめみに、二人は驚きの表情を見せた。





 数分後…

「……くそっ」

 汗だくの朋也がいた。
 それは暑さからの汗ではない。
 困惑からの汗だ。

 最初、中を開けた朋也は言葉を失った。
 精巧すぎる、見れば見るほどに明らかだった。
 電気技師として長く働いているが、これほど複雑な造りをした機械は見たことがなかった。
 安請け合いしたことを後悔した。
 要するにあの汗は冷や汗だった。
 下手に触ればとんでもない故障に至る気がしていた。
 慎重に慎重にチェックをしていく。

 ゆめみの話によると動くよう信号を送ってもうんともすんとも言わないらしい。
 だとしたら、受信システムがいかれているか、
 動体であるあの黒蟻の頭のようなところが逝ってしまったのか、
 もしくは信号を伝える電気回線がショートしているか、
 原因として考えられるのは大雑把に分ければその三つ。
 朋也はそう推測した。

 電気回線のショートであってほしかった。
 それ以外の二つは朋也でも対処は無理だ。
 専属の人の知識や技巧がいる。

「……お」

 みつけたのは古くなって焼き切れたコード。
 助かった、心からそう思うようだった。これなら直せる、と。
 新しいコードと交換し、他にもないかどうかチェック。
 何もないのを確認し、扉を閉め、ゆめみに言った。

「……終わりました」

「それは投影機の修理が完了したということでしょうか?」

「はい。回線以外のところがダメなら手が出せませんが、俺にやれることは終わりました」

「朋也くん、さすがです」

「……わたしは、とても嬉しいです。ありがとうございます」

「パパ、ありがと」

 館長も胸を撫で下ろす。
 ゆめみはそこで、本来の業務を再開した。

 イエナさんこと、朋也の直した投影機はゆめみの指示通りに動いてくれたようだ。
 ご挨拶を、とゆめみが言うと、投影機はその大きな黒い頭を下げた。いつもどおりだ。

 投影が始まります、みなさま、席にお着き下さい、そう告げた。
 そして、明かりが落ち、ホールが暗くなっていった。





     §





 “満天の星空”

 この言葉を聞いた時、人はどんな星空を想像するだろう。
 よく晴れた夜空に、月と小さな粒のような星々が点在する、そんな夜空ではなかろうか。
 だが、ゆめみは告げた。

「それは都会で見られる暗い夜空です」

 寝椅子にもたれ、ドーム状の天井をみつめる三人が見たのは、そんな夜空ではなかった。
 ところ狭しと星たちがひしめきあっていた。
 まるで箱に入れておいた星たちを一気にこぼしてしまったように。
 ショーケースを飾るダイヤのように明るく光る星もあれば、消え入る豆電球のように暗い星もあった。
 赤や青に輝く星もあった。
 帯のように広がるのは小さな星たちの集まり、天の川だ。
 汐はうわぁ、と小さく声を上げたきりすっかり見入ってしまっていた。

「みなさま、北の空をご覧下さい」

 ゆめみに促され見つめた先にあるの星、北極星。
 一年を通してほとんど動くことのない北の空に輝く星。
 それは古代の旅人たちの道しるべになったという。

 その北極星をみつける目印、北斗七星。
 どれだかわからない汐のために、と言わんばかりにひしゃく形の星々の間に白い線が引かれた。

「次は冬の夜空です」

 三つ並んだ星が見えた。オリオン座だ。
 うっすらとこん棒を手にするオリオンの姿が見えてきた。

 狩人のオリオンは「私に敵うものなどいない」そう豪語した。
 怒った女神ヘラは小さなサソリにオリオンをその毒針で殺すよう命じた。
 オリオンを殺した功績を称えられ、サソリは空へと上げられた。
 二人して夜空に浮かぶ星になった。
 だが、オリオンはサソリが夜空に上がってくると逃げるように西の空に沈むという。

「夏の夜、サソリ座。あの赤い星がアンタレスです……。サソリ座の中心部に位置する一等星です……」

 ゆっくりと紡がれるゆめみの投影。
 それは次々と続けられた。


 厄災を運ぶと言われたハレー彗星。

 離れ離れになり、一年に一度にしか会うことを許されなかった織姫と彦星。

 消え入る前に、三回唱えれば願いが叶うといわれる流れ星。

 何十年かの周期で訪れる流星群。


 星空は人とともにあった。
 迷える人を導いた。
 様々な神話や恐怖も生んだ。
 そして、願いすらも叶えた。

 ゆめみの紡ぐ言葉。
 その一つ一つが、星々の記憶のようだった。
 満天の星空の下、三人は星の記憶をめぐる旅人のようにゆめみの語りに聞き入っていた。

 天井が段々と明るくなる。
 太陽がゆっくりと昇るかのように。

「さぁみなさん、もう朝です……」

 やがて、投影が終わる。
 しっとりと、ゆったりと。

「あ……」

 明るくなったホール。
 渚は汐が寝息を立てていることに気づいた。
 気を悪くしたかと、ゆめみを窺う。

「眠ってしまいましたか?」

「はい…」

「それは嬉しいです……」

 どうして? と渚がゆめみを見る。

「館長さんがよく教えてくださいます。人にとって一番の贅沢は、星空の下で眠ることだと。
 よく眠ってくださるのなら、汐さまが満足してくれた、そういうことです」

「……」

「本日はご来館、ありがとうございました」

 ゆめみは深々と頭を下げる。
 そんなゆめみを見て、そして今日の投影を振り返り、朋也は素直な気持ちを口にした。

「また、来ます」

 ゆめみは笑って返した。

「はい、いつでもお越し下さい。私は、ここでいつもお待ちしております」





     §





 朋也は熟睡する汐を背負いデパートを出た。
 渚は買い物袋を手に提げ、横に並んで夜道を歩いた。
 そして、空を仰ぐ。
 昼間の雨は止み、空も晴れていた。

 渚は北の方角を指差し、あれが北極星ですか、とぼやく。
 朋也はそちらに目をやり、そうだろうな、と返す。

「不思議な雰囲気の子だったな」

「ゆめみちゃんですか?」

「あぁ。本当にプラネタリウムが好きなんだなって」

「はい。でも、わたしにもわかる気がします」

「俺もだよ」

 二人して夜空を見上げた。
 星たちの明かりが小さく降り注いだ。

「それに、可愛らしいこでしたね」

「汐には負けるがな」

「パパはしおちゃんが大好きなんですね」

「何を言う。ママもだぞ」

「ありがとうございます」

 穏やかな夜道だった。
 プラネタリウムには敵わないが、三人の見上げた夜空には星たちがきらめいていた。

「しおちゃん、ぐっすりです……」

「あぁ」

「どんな夢を見てるんでしょうね」

「……ほしの夢じゃないか?」

「……そうですね」


 ……汐の夢。
 二人に見守られて見る、穏やかな夢。

 きっとそれは、ちいさなちいさな、ほしのゆめ……。











 終わり






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 _________   あとがき  初めての方は初めまして。  仁さんのサイトには初登場の二条です。  最後まで読んでいただき、ありがとうございました。  個人的にはことみシナリオよりお気に入りな涼本氏のplanetarian。  これを読んでくれた方の多くがプレイ済みだとは思いますが、  未プレイだけど読んでみた、という方、是非本編をプレイしてみてください。  物語の前半は僕のSSと同じような展開です。後半からラストにかけてが、なんというか、凄いです。  やっぱりぼのぼのは気楽に作れていいですね。このSS、僕は結構楽しんで作れました。  投影の星にまつわる話とか特に気に入ってます。  そんなプラネタリウムを思うと僕たちが住んでる町の夜空は本当に暗くて寂しいんだな、と。  またいつかプラネタリウムを見に行くのも悪くはないです。綺麗ですから、本当に。  それではそろそろ失礼しますね。  またどこかで会いましょうw  二条


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